みなさん、こんにちは。
まくろです。
私は介護の現場で、介護福祉士、介護支援専門員として12年間働いていましたが、腰を痛めて介護の現場で働けなくなってしまいました。
この記事では、
- 就職・転職したいと思っているけど、介護ってどうなの?
- 介護のお仕事って大変なの?
- どんなことするの?
- 資格や経験は必要?
と、思っている人に現場で働けなくなった私が、介護の経験を活かして介護の仕事を詳しく解説します!
先に結論から言うと、
- 資格がなくてもOK
- 年齢・経験不問なことが多い
- 資格取得ができスキルアップできる
- 不況に強い
- 社会貢献(必要とされている)
- パート、派遣での時給は決して安くはない
と、やりがいのある仕事をしたいと思っている方に、非常におすすめです!
介護に興味はあるけど不安がいっぱいの方は、是非参考にしてみてください。
介護の仕事は大変だけど、とてもやりがいのある仕事だよ!
介護とは?

介護っていったい何でしょう?
みなさんがイメージする介護というと
- お年寄りや病人のお世話をする
- ご飯を食べさせたりお風呂に入れたりする
- 掃除や洗濯
あたりではないでしょうか。
決して間違いではありません。
間違いじゃありませんが、これらは介護のほんの一部分なんです。
介護には色々な援助があって、介護される人によって違ってきます。
ホントにたくさんあります。
そのため、介護される人達の援助全てを介護と言います。
これから介護の仕事内容を詳しく解説していくよ!
介護の主な仕事内容
介護で行われる援助には、大きく分けて2種類の援助があります。
身体的な援助と精神的な援助です。
主に、この2種類の援助を使って、介護のお仕事は行われています。
順番に詳しく説明していくよ。
身体的な援助とは?

身体的な援助とは、身体の不自由な人への介助です。(病気やケガの人、お年寄り、障がい者の人たちなど)
身体の不自由な人は、身体が不自由なため日常の生活がスムーズにできません。
日常の生活に必要な動作ができないので、介助が必要になります。
必要な介助を簡単にあげると
- 食事の介助
- 入浴(お風呂)の介助
- 排泄(トイレ・おむつ)の介助
- 更衣(着替え)の介助
- 歩行の介助
- 口腔ケア(ハミガキ)の介助
- 移乗(乗り物への移動)の介助
などがそうです。
介助される人によって1つの介助ですむ人もいれば、全ての介助が必要な人もいます。
身体的な援助は、身体を使った介助になるので体力が必要になってきます。
自分の体重より重い人もいるから力のいることもあるよ!
精神的な援助とは?

介護を必要としている人の中には、精神的な介助が必要な人もいます。
例えば、認知症の人や統合失調症、うつ病などの人たちがそうです。
身体は元気だけど心が病気になって、日常の生活ができなくなってしまうのです。
中には、コミュニケーションをとることが難しい方もいて、上手に介助できないこともたくさんあります。
また、家族からの相談やフォローが必要な時もあります。
精神的な援助は、心で関りをもつため身体的な援助よりも難しい側面があります。
そのため、多くの介護者がぶつかる壁(ストレス)になっているのかもしれませんね。
このように、介護といってもいろいろな状況や側面があります。
介護のお仕事は身体的、精神的、どちらかに偏ってしまっては成り立ちません。
バランスをとりながら、上手に対応していかなければならないお仕事です。
要は心と身体のバランスがとても重要ってことだよ!
介護で働くメリット・デメリット

介護のお仕事は大変ですが、やりがいを感じられるのも事実です!
ここでは介護のお仕事のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 資格がなくてもできる
- 年齢・経験不問なところが多い
- 資格取得ができスキルアップにもつながる・・・介護福祉士、介護支援専門員(ケアマネージャー)etc
- 不況に強い(全国的に人材不足であるため売り手市場な状態)
- 知識が身につく
- 介護の技術向上
- 社会貢献(必要とされている)
- パート、派遣での時給は安くはない(正社員より貰えることも)
とにかく人材不足で、多くの人が求められています。
求められているからこそ、やりがいを感じられるはずです!
パートや派遣の時給は、決して安くないのでおすすめです。
やる気さえあれば年齢や経験に関係なく始められるよ!
デメリット
- 肉体労働
- 自分より身体の大きい方を抱きかかえたり、移動させたりするのは身体的な負担が大きい。
- 腰を痛めやすい(時間に追われて無理な体勢で介助してしまう)
- 急変に対する不安
- ストレスがたまりやすい
- 職場の人間関係
- 低賃金
- 忙しさ
介護のお仕事だけじゃなく、どこの職場でもありそうなデメリットだね。
身体的なデメリットは、正しい介助方法を行えば予防できるので、介護職を希望の方は早めに身につけることをおすすめします。
低賃金は今後の国の政策で改善されるはずだよ。
まとめ:介護のお仕事は無資格・未経験から始められるやりがいのある仕事です!

これからの日本は、少子高齢化にともない必ず高齢者が増えます。
しかし、今の日本はどうでしょう?
高齢者が増え、介護士の需要が増えるはずの介護業界は、深刻な人材不足です。
このまま状態が続くと、介護の現場は崩壊しかねません。
そんな状態を国も見過ごすはずがありません。
必ず国の政策で、介護で働く人たちの待遇も改善されていくはずです。
私は信じています!
介護の仕事は確かに大変です。
それでも、
- 資格がなくてもOK
- 年齢・経験不問なことが多い
- 資格取得ができスキルアップできる
- 不況に強い
- 社会貢献(必要とされている)
- パート、派遣での時給は決して安くはない
などの、メリットもたくさんあります。
介護で働く人たちは、社会に必要とされています。
考え方ひとつで身も心も充実させることができます。
今後、ますます売り手市場になっていくでしょう!
無資格・未経験から始められる介護のお仕事。
今後のライフプランの選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
介護経験者の私がおすすめします!
では。
関連記事
介護の仕事に欠かすことのできない腰痛予防!
腰痛予防についての記事は、こちらをどうぞ▼
腰痛予防にストレッチ?その前に体重管理だろ!体重が減るとストレッチが楽になる!